Wi-Fiレンタルを長期で使うには?1ヶ月からの料金と借り方

Wi-Fiレンタルを長期で使うには?1ヶ月からの料金と借り方

引っ越し先で固定回線を申し込んだら、開通工事は1ヶ月先と言われた。3ヶ月だけ単身赴任することになった。在宅勤務がしばらく続くので、自宅の通信環境を整えたい。こうした場面では、数週間から数ヶ月という「長めだけれど、ずっとではない」期間だけインターネットが必要になります。

そんなときに候補になるのがWi-Fiレンタルです。旅行や出張で使う短期のイメージが強いかもしれませんが、1ヶ月以上の利用にも対応しています。この記事では、長期で借りるときの申し込み方と料金の仕組み、容量の選び方、長く使うからこそ気をつけたい点を順に整理します。

目次

Wi-Fiレンタルは長期でも使える?1ヶ月以上の借り方

Wi-Fiレンタルは長期でも使える?1ヶ月以上の借り方

結論からいうと、Wi-Fiレンタルは1ヶ月以上の長期でも問題なく使えます。まずは借り方の基本と、どんな人が長期で借りているのかを見ていきましょう。

日数を指定するだけで、1ヶ月でも3ヶ月でも借りられる

Wi-Fiレンタルは、申し込みのときに利用開始日と終了日を指定して借りる仕組みです。WiFiGOの場合は1日単位で日数を決められ、3日でも30日でも90日でも申し込みの流れは変わりません。申し込みは利用開始日の90日前から受け付けているので、引っ越しや赴任の日程が決まった段階で予約できます。長期だからといって特別な手続きはなく、短期と同じ申し込み方で借りられます。

縛りも本人確認書類もいらない

WiFiGOには契約期間の縛りがなく、途中でやめても解除料はかかりません。申し込みに本人確認書類は不要で、支払いはクレジットカードのみです。固定回線のように開通工事を待つこともなく、届いた日から使えます。

長期で借りているのはこんな人

1ヶ月以上のレンタルが役立つのは、たとえば次のような場面です。

  • 固定回線の開通待ち
    引っ越し後、工事日までの数週間から1ヶ月ほどをつなぎたい
  • 単身赴任・一人暮らし
    数ヶ月で終わる予定の滞在先で、回線を引かずに済ませたい
  • 期間限定の在宅勤務
    プロジェクトや研修の間だけ、自宅の通信環境を補いたい
  • 長期入院
    病室で動画を見たり、家族と連絡を取ったりしたい

なお、半年、1年と使い続ける見込みがあるなら、契約タイプとの比較もしておくと判断材料が増えます。その比較はポケットWi-Fiのレンタルと契約はどっちが得?期間別に比較で詳しく解説しています。

Wi-Fiレンタル1ヶ月|料金の仕組みと向いている人

Wi-Fiレンタル1ヶ月|料金の仕組みと向いている人

長期で借りるときにいちばん気になるのは料金でしょう。ここでは一例としてWiFiGOの料金(税込・2026年10月時点)を使い、1ヶ月前後の料金がどう決まるのかを見ていきます。

1ヶ月の料金は「30日でいくら」で決まる

借りる日数 100GB 300GB 無制限5G
30日 5,400円 5,850円 7,350円
45日 8,100円 8,775円 11,025円
60日 10,800円 11,700円 14,700円
90日 16,200円 17,550円 22,050円

※WiFiGOの料金(税込・2026年10月時点)。時期により変動する場合があります。送料・オプション料金は含みません。

WiFiGOの料金は14日目から1日あたりの金額が下がり始め、日数が長くなるほど1日あたりの負担が軽くなる仕組みです。1ヶ月前後の利用では、表のように「30日でいくらか」を基準に考えれば十分で、日数を細かく刻む必要はありません。1ヶ月近く使う見込みなら、30日の料金を目安にして、確実に使う日数で申し込むのが基本です。

31日目からは1日あたり180〜245円ずつ

1ヶ月を超えた分は、30日で借りたときの1日あたりの金額で加算されます。100GBなら1日180円、300GBは195円、無制限5Gは245円です。100GBを45日借りると8,100円、60日なら10,800円となり、30日を過ぎても1日あたりの金額は上がりません。

1ヶ月で区切れる予定がある人に向いている

1ヶ月単位のレンタルが特に合うのは、終わりの日がはっきりしている人です。固定回線の工事日が1ヶ月先に決まっている人や、1ヶ月の研修・出向で滞在先に回線がない人が当てはまります。終わりが決まっていれば、延長の連絡や返却日の管理に気を取られずに済みます。

引っ越しにあわせて使う場合の流れは、引っ越し時に使えるWi-Fiレンタルのページも参考になります。

2〜3ヶ月使うとき|続けて借りる方法と延長との違い

2〜3ヶ月使うとき|続けて借りる方法と延長との違い

1ヶ月では足りず、2〜3ヶ月使いたい場合はどう借りればよいのでしょうか。ポイントは、借り直すのではなく1回の申し込みで期間をまとめることです。

30日ずつ借り直さず、終了日を先に置く

WiFiGOでは、最初の申し込みで終了日を2ヶ月先や3ヶ月先に指定できます。30日ごとに区切って借り直す必要はありません。借り直すと、そのたびに往復の送料1,100円がかかり、返却と受け取りの手間も発生します。端末も入れ替わるので、接続設定もやり直しです。2〜3ヶ月使うと決まっているなら、最初から終了日を2〜3ヶ月先に置いて申し込むのが手間も費用も少ない借り方です。

一度で申し込めば送料は1,100円の1回分だけで、100GBを60日借りる場合なら送料込みの総額11,900円のうち1割弱にとどまります。

日程が読めないときは、確実に使う期間+少しの余裕で

工事日や赴任の終わりがはっきりしないときは、確実に使う期間に少し余裕を足した日数で申し込むのがおすすめです。WiFiGOの延長は1日単位で、延長した日数分も契約時と同じ1日あたりの金額で加算されます。ただし延長は利用期間内に連絡する必要があり、忘れたまま終了日を過ぎると延滞料の対象になります。また、延長を申し込む時点で次の予約が入っていると、希望どおりの日数で延長できないこともあります。最初から数日の余裕を持たせておけば、そうした心配をせずに済みます。

延長の連絡のしかたはWi-Fiレンタルは延長できる?手続き方法と料金の目安を解説で詳しく紹介しています。

途中で返しても返金はない

一方で、長く申し込みすぎるのも考えものです。WiFiGOでは、利用開始後に期間を短くしたり早めに返却したりしても返金はありません。規約上、残りの期間が3ヶ月以上ある場合に限り、中途解約料を差し引いた一部返金の対象になりますが、2〜3ヶ月のレンタルでは対象になりません。

申し込む日数は「確実に使う期間+少しの余裕」が基本です。発送前であれば日程の変更もできます。

長く使うなら容量と機種をどう選ぶ

長く使うなら容量と機種をどう選ぶ

1ヶ月以上使うとなると、生活の通信をまるごと任せることになります。容量に上限のあるプランは使い切ると通信速度が128kbpsまで下がり、動画やオンライン会議は難しくなります。使い方から逆算して選びましょう。

使い方別の容量の目安

1ヶ月使う場合の目安は次のとおりです。

  • 100GB
    動画をたまに見る程度の一人暮らし。調べものやSNS、メールが中心の使い方
  • 300GB
    毎日動画を見る人や、家族で1台を共有する場合
  • 無制限5G
    テレビで動画を見る、オンライン会議が多い、オンラインゲームをする場合

通信量がかなり少ないなら、50GB(30日4,800円)という選択肢もあります。WiFiGOの公式FAQでは、Fire TVなどのストリーミング機器をつないでテレビで動画を見るなら無制限のプランを推奨しています。テレビの大きな画面で動画を見る予定があるなら、最初から無制限5Gを選んでおくのが確実です。

据え置きで使うなら置き場所と電源

長期レンタルでは、持ち歩くより部屋に置いて使う時間が長くなりがちです。届いたら、窓際など電波を受けやすい場所に置き、使う部屋でつながり具合を確かめておきましょう。コンセントの近くに置いて充電しながら使えば、電池残量を気にせずに済みます。

同時に接続できる台数は機種によって違いますが、WiFiGOでは快適に使える台数として3〜5台を案内しています。家族で使う場合は、つなぐ機器の数も意識しておきましょう。

オンラインゲームは容量より安定性

オンラインゲームでは、データの量に加えて通信の途切れにくさが遊びやすさを左右します。容量に余裕のあるプランを選んだうえで、電波のよい場所に置くことも大切です。なお無制限のプランでも、ごく短い期間に極端に多くのデータを使うと、通信速度が制限される場合があります。その仕組みはWi-Fiレンタル無制限の落とし穴|速度制限なしのおすすめ5選で解説しています。

機種ごとのスペックの見方はWi-Fiレンタルのルーター選び|機種の見方と使い方のコツが参考になります。

長期レンタルで気をつけたいこと

長期レンタルで気をつけたいこと

長く借りるほど、端末を手元で管理する日数も増えます。料金以外の面で、長期ならではの注意点を確認しておきましょう。

補償は申し込みと同時にしか付けられない

WiFiGOのあんしん補償は1日44円で、故障・水濡れ・盗難・紛失のときの端末代金を全額補償するオプションです。30日なら1,320円、60日なら2,640円になります。入っていないと、紛失や故障の際に端末代金10,000〜35,000円と事務手数料3,000円を負担することになります。入っていても故障時の事務手数料3,000円は必要で、充電ケーブルなどの付属品は補償されません。

補償は申し込みと同時にしか加入できないため、長期で借りるなら申し込みの時点で付けるかどうかを決めておきましょう。内容はWi-Fiレンタルのオプション(あんしん補償)で確認できます。

返却日をカレンダーに入れておく

期間が長いと、終了日をつい忘れてしまいがちです。WiFiGOでは、お届け日が契約開始日、ポストへ投函する日が契約終了日で、翌日の消印までが期限です。連絡なしにこれを過ぎると、基本料金×日数×1.5の延滞料がかかります。申し込んだ時点で、スマートフォンのカレンダーに終了日と前日のリマインダーを登録しておくと安心です。

付属品と返却用レターパックを失くさない

返却に使うのは、届いたときに同梱されているレターパックです。長く使っていると、レターパックを片付けてしまったり、充電ケーブルを別の部屋に置いたままにしたりしがちです。ACアダプタやケーブルを失くすと、それぞれ1,100円がかかります。届いた日に、レターパックと付属品の置き場所を決めておきましょう。届いてから返すまでの手順は、公式のWi-Fiレンタルの受取・返却方法のページで案内しています。

最後に、長期で申し込む前に気になりやすい疑問に答えます。

長期レンタルでよくある質問

長期レンタルでよくある質問

3ヶ月借りたいとき、30日ずつ借り直すのと一度に申し込むのはどちらがいいですか?

一度に申し込むほうがおすすめです。100GBの場合、30日ずつ3回借りてもレンタル料は90日まとめて借りたときと同じ16,200円ですが、送料が3回分の3,300円になります。一度に申し込めば送料は1,100円で済みます。

途中で使わなくなったら返金されますか?

利用開始後に期間を短くしたり早めに返却したりしても、返金はありません。残り期間が3ヶ月以上ある場合に限り、中途解約料を差し引いた一部返金の対象になります。なお、受取日の4日前までならキャンセル料はかからないので、予定が変わりそうなときは早めに判断しましょう。

長期で借りるとき補償は付けたほうがいいですか?

借りる日数が長いほど、端末を手元で管理する日数も、紛失や故障の機会も増えます。30日で1,320円の負担に対し、入っていない場合の弁済は端末代金10,000〜35,000円と事務手数料3,000円なので、長期ほど備えておく価値があります。

長期でも最短翌日に届きますか?

届くまでの日数は、借りる期間の長さとは関係ありません。平日16時までの注文で当日中に発送され、地域によって翌日か翌々日に届きます。沖縄だけは陸送になるため、到着まで10〜15日以上を見込んで早めに申し込みましょう。

引っ越し先や単身赴任先に直接届けてもらえますか?

はい、届けてもらえます。受け取りは宅配のみですが、お届け先は自宅のほか、勤務先やホテル、病院なども指定できます(病院は受け取れるかを事前に確認してください)。新居に着く日に届くよう指定しておけば、工事を待つ間もその日からインターネットが使えます。使う期間を決めて一度で申し込み、返却日と付属品を管理しておけば、長期のレンタルは難しくありません。

容量ごとの料金や機種は国内Wi-Fiルーターのレンタル端末一覧に載っているので、使う期間と使い方に合う1台を選んでみてください。

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