- 「楽天モバイルWiFiはなにがあるの？」
- 「楽天モバイルWiFiのおすすめはどれ？」
- 「楽天モバイルポケット型WiFi、ホームルーターの違いは？」
など、楽天モバイルWiFiについて様々な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
楽天モバイルが提供するWiFiサービスには、「ポケット型モバイルWiFi」「ホームルーター」「楽天モバイルWi-Fiスポット」「楽天ひかり」があり、使用用途に応じた楽天モバイルのWiFi機種の違いもことなります。
そこで、楽天モバイルWiFiの違いについてわかりやすく解説記事にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天モバイルWiFi（ワイファイ）とは？
楽天モバイルWiFiとは、楽天グループの傘下である携帯キャリア事業者「楽天モバイル」が提供するWiFiサービスの総称です。
楽天モバイルは2019年10月よりサービスを開始したMNOであり、ドコモ・au・楽天モバイルの3キャリアよりも比較的新規のサービスになります。主な特徴としては、利用料金が安いことや他の楽天サービスとの提携が可能である点が挙げられます。
※参考価格など2024年現在の価格ですので、ご参考までにご覧ください。
楽天モバイル ポケット型WiFiルーター（モバイルwifiルーター）とは？
楽天モバイルポケット型WiFiとは、楽天モバイルが提供する持ち運んで利用できる携帯型のWi-Fiルーターです。Wi-Fiルーター本体にバッテリーを搭載しているため、屋外での長時間の使用が可能なWiFi機器となります。
現行の提供機種は「Rakuten WiFi Pocket Platinum」「Rakuten WiFi Pocket 2C」の2種類で、料金プランは「Rakuten最強プラン」の1種類のみです。
Rakuten wifi Pocket Platinum
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、2024年7月11日より発売された4G対応モバイルWiFiルーターです。本機は楽天モバイルが提供するモバイルWiFiの最新機種で、プラチナバンドに対応しているため従来機よりも広範囲で安定した通信が行えるという特徴があります。
Rakuten WiFi Pocket Platinumの仕様は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体サイズ | 約65（H）×約96.5（W）×約15.3（D）mm |
| 重量 | 約103g |
| 本体カラー | ホワイト |
| 本体価格 | 7,980円（税込） |
| 通信速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
| 同時接続台数 | 最大17台（無線LAN16台/USB1台） |
| バッテリー | 2,440mAh |
| 連続通信時間 | 10時間（LTE） |
Rakuten wifi Pocket 2C
Rakuten WiFi Pocket 2Cは、2022年2月28日より発売された4G対応モバイルWiFiルーターです。本機は従来機となりますが、スペック自体は最新のRakuten WiFi Pocket Platinumとほぼ変わらない仕様になっています。
Rakuten WiFi Pocket 2Cの仕様は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体サイズ | 約64.8（H）×約107.3（W）×約15（D）mm |
| 重量 | 約107g |
| 本体カラー | ホワイト/ブラック |
| 本体価格 | 7,980円（税込） |
| 通信速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
| 同時接続台数 | 最大16台 |
| バッテリー | 2,520mAh |
| 連続通信時間 | 10時間（LTE/3G/GSM） |
ポケット型wi-fiの口コミ・レビュー
楽天モバイルポケット型WiFiの主な口コミ・レビューは以下になります。
【良い口コミ・レビュー】
- コンパクトで持ち運びやすい
- 通信が繋がりやすく途切れにくい
- 値段が安くコスパが高い
【悪い口コミ・レビュー】
- まれに通信が繋がりにくい時がある
- 5Gに対応していない点が残念
- カスタマーサポートの対応が悪い
ポケット型wifiの楽天モバイル wi-fi料金プラン
楽天モバイルポケット型WiFiの料金プラン「Rakuten最強プラン」は、実際に利用したデータ通信量に応じて月額料金が変化する段階制となります。プランの詳細は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| データ通信量：月額料金（※家族割引適用後） | ～3GB/月：1,078円（968円） ～20GB/月：2,178円（2,068円） 無制限：3,278円（3,168円） |
| 契約事務手数料 | 無料 |
| 契約期間の縛り | なし |
| 支払い方法 | 口座振替 クレジットカード デビットカード 楽天ポイント |
楽天モバイル ホームルーター（置き型wifiルーター）とは？
楽天モバイルWiFi ホームルーターとは、楽天モバイルが提供する据え置き型のWiFiルーターです。電源を挿した状態でのみ使用できる端末で、モバイルWiFiよりも通信が安定している点が特徴になります。
現行の提供機種は「Rakuten Turbo 5G」の1種類で、料金プランも「Rakuten Turbo」の1種類のみとなります。
Rakuten Turbo 5G
Rakuten Turbo 5Gは、2023年1月26日より発売された5G対応ホームWiFiルーターです。本機は5G・Wi-Fi 6 に対応しており、同社のモバイルWiFiよりも高速・安定した通信が可能な機種となります。
Rakuten Turbo 5Gの仕様は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体サイズ | 約148（H）×約110（W）×約110（D）mm |
| 重量 | 約774g |
| 本体カラー | ホワイト |
| 本体価格 | 41,580円（税込） |
| 通信速度 | LTE：下り最大391Mbps/上り最大76Mbps sub6（5G NSA）：下り最大2.1Gbps/上り最大218Mbps |
| 同時接続台数 | 最大128台 |
| LANポート数 | 2ポート |
| USBポート | 非対応 |
ホームルーターのwifi口コミ・レビュー
楽天モバイルWiFi ホームルーターの主な口コミ・レビューは以下になります。
【良い口コミ・レビュー】
- デザインがシンプルで良い
- UIが機能的で使いやすい
- QRコードで接続が簡単
【悪い口コミ・レビュー】
- 5G通信の受信感度が悪い
- 他キャリアと比較して通信が安定しない
- カスタマーサポートの対応が悪い
ホームルーターの楽天モバイルwi-fi料金プラン
楽天モバイルWiFi ホームルーターの料金プラン「Rakuten Turbo」の詳細は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| データ通信容量 | 無制限 |
| 月額料金 | 1～6カ月目：0円 7カ月目以降：4,840円 |
| 契約事務手数料 | 3,300円 |
| 契約期間の縛り | なし |
| 支払い方法 | 口座振替 クレジットカード デビットカード 楽天ポイント |
なお、Rakuten Turboでは楽天モバイルのスマホ利用で20,000円相当の楽天ポイント還元などのキャンペーンを行っています。現在実施中のキャンペーン詳細に関しては、公式サイトをご確認ください。
楽天モバイルWiFi by エコネクトとは？
楽天モバイルWiFi by エコネクトとは、楽天モバイルが提供する公衆WiFi接続サービスです。駅や街中、飲食店など、日本全国約100,000以上の専用スポットで利用できます。
サービスの利用には月額398円の料金を支払う必要がありますが、初めて申し込む場合に限り、初月利用料が無料になるキャンペーンが実施中です。
wi-fiスポット エコネクトの利用方法
楽天モバイルWiFi by エコネクトは、専用アプリ「ギガぞうアプリ」を利用することで簡単に申し込むことができます。（旧「エコネクトWi-Fiアプリ」は2023年10月1日で提供を終了しているのでご注意ください。）
ギガぞうアプリでの新規申し込み・利用方法は以下の手順になります。
| 手順① | 手順② |
|---|---|
| ①my 楽天モバイルを起動 画面下の「契約プラン」を選択→ |
「オプションサービスの追加・解約」を選択 |
| オプションサービスの追加・解約画面 「楽天モバイルWiFi by エコネクト」→ |
チェックボックスを選択 画面下部の「変更する」を選択 申し込み完了 |
| 申し込み完了後、登録したメールアドレスに届いた 「ご利用開始のお知らせ」を確認→ |
メール内に記載のURLを選択 「ギガぞう」をインストール |
| ②アプリを開き、「ログイン」ボタンを選択→ | 「提携事業者のIDでログインする」を選択 |
| 「エコネクトIDでログインする」を選択→ | エコネクトIDとパスワードを入力 「ログイン」を選択 ※申し込み後に届いたメールに記載 |
| 利用規約を確認し、「同意する」を選択→ | OpenRomingエンドユーザー利用規約を確認 Wi-Fi接続設定の「設定する」を選択 |
| 「接続」＞「OK」＞「次へ進む」の順に選択→ | 通知送信許可のポップアップを選択 利用開始の準備完了 |
楽天モバイルWiFiのその他サービスとは？
楽天モバイルWiFiのサービスには、「楽天モバイルポケット型WiFi」「楽天モバイルWiFi ホームルーター」「楽天モバイルWiFi by エコネクト」の他、以下のようなサービスが存在します。
- 楽天ひかり
- Rakuten Casa
- 楽天モバイル：テザリング
楽天ひかり
楽天ひかりは、楽天ブロードバンドが提供するNTTの光回線を利用したインターネット回線サービスです。新規の利用には回線工事が必要ですが、比較的安価な値段で高速・安定したインターネット通信が可能になります。
楽天ひかりの月額基本料は以下、2種類あります。
- マンションプラン（集合住宅）3,800円（税込4,180円）
- ファミリープラン（戸建）4,800円（税込5,280円）
なお、現在楽天ひかりの新規申し込みと楽天モバイルの同時利用で月額料金が6カ月間無料（最大28,800円（税込31,680円））のキャンペーンが行われています。
Rakuten Casa
Rakuten Casaは、自宅のインターネット回線に接続して小規模な楽天回線エリアを作り出す屋内専用小型基地局です。使用しているルーターのLANポートに接続するだけで、屋内での楽天回線の電波状況を改善することができます。（5G通信サービスには対応していません）
Rakuten Casaを申込むために、以下の条件をクリアしておく必要があります。
- 楽天モバイル（Rakuten最強プラン）を契約
- 楽天回線対応製品を使用
- 楽天モバイルからRakuten Casa設置の案内を受ける
- 指定のインターネット回線を契約・開通している etc.
上記ほか条件をすべてクリアしている場合に限り申し込みができます。※Rakuten Casaの個人利用にかかる月額利用料や、レンタル料金、事務手数料、契約解除料は一切無料です。
テザリング
楽天モバイルのテザリングとは、スマホを使用してPC、ゲーム機などのWiFi対応機器をインターネットに接続できる機能になります。
他のキャリアでも同様の機能がありますが、楽天モバイルでは基本プランの契約をすることで追加料金なし、データ制限なしで利用することが可能です。（※公平なサービス提供のため、混雑時などには速度制限がかかる場合があります。）
楽天ひかり・楽天モバイルホームルーターならwifiどっちがいい？
楽天ひかり・楽天モバイルWiFi ホームルーターのそれぞれの特徴は以下の通りです。
【楽天ひかりのメリット・デメリット】
- メリット１：安定した高速インターネット通信が可能
- メリット２：複数デバイスを同時接続することができる
- デメリット１：光回線の設備がない場合開通工事が必要
- デメリット２：トータルでみた時の利用料金が高い
【楽天モバイルWiFi ホームルーターのメリット・デメリット】
- メリット１：開通工事が不要ですぐに利用できる
- メリット２：キャンペーンを利用することで料金が安くなる
- デメリット１：光回線と比較した場合速度や安定性で劣る
- デメリット２：設置場所を考慮する必要がある
上記の通り、両サービスにはそれぞれメリット・デメリットがあります。どちらの方が優れていると一概には言えないので、自身の目的に沿ったものを選択するよう契約前に十分ご検討ください。
